「但馬玄(たじまぐろ)」とは?


自然の中で育てた健康的で上質な脂と赤身の深い風味はまるでマグロのようである、との事から但馬牛の中でも一線を画したものと位置付け「但馬玄(たじまぐろ)」と命名致しました。 「繁殖」「肥育」「販売」まで、全てを自社で行う一貫生産。全てにこだわった但馬が誇る上質な牛肉です。

はじまりは一頭の母牛から


日本のブランド牛の歴史は古く、全てはブランド牛の母とも呼ぶべき但馬牛「田尻号」から始まりました。現在、日本に約70万頭いる母牛のうち、実に99.9%が、この「田尻号」の子孫です。 これが「全ての和牛は“但馬”に通ず」と言われる由縁です。

自然豊かな環境で
ストレスをかけずに育てる


緑に囲まれた静かな環境で牛に極力ストレスをかけないようにのびのびと育てています。 一部の牛は夏にはゲレンデを利用して放牧することによって母牛の健康を増進させています。 また、牧場内循環と飼育環境をより良くするため、敷料に戻し堆肥を使用しています。 牛体の健康を第一に、環境にも配慮した飼育をおこなっています。

健康はこだわりの飼料から


病気に負けない強い牛づくりは丈夫な胃袋を持つ「腹づくり」が重要だと考え、当社ではそば、ごま、あわなどの天然素材を中心とした独自配合のセサミヘルスフィードをすべての牛に給与しています。また、腹づくりには欠かせない牧草は現地の農場に訪れ、直接目で確かめて安全なものを仕入れています。 安全な牛肉を提供できるという信念を基に全飼料にNon-GMO(非遺伝子組み換え)トウモロコシを使用しています。

「繁殖」から「販売」まで、
完全一貫生産を実現


但馬玄の唯一の飼育場「上田畜産」では、通常難しいと言われている牛の「繁殖」と「肥育」を一貫して行っています。 さらにその肥育牛が「枝肉」となったあとの「加工」「精肉」の工程から「販売」までも自社で手掛ける完全一貫生産を実現しております。 全行程を自社内で手掛けることで全ての工程で目の行き届いた作業を行え、大切に育てた牛肉を最善の状態でお客様にお届けできます。

口に含んだ瞬間とろける
最高級の和牛


当社独自のセサミヘルスフィードには、牛の体内では生成できないい必須アミノ酸が多く含まれており、この飼料を給与された牛は脂に不飽和脂肪酸や、一般的には含まれないと言われているオメガ3脂肪酸を含んでいます。 融点が低くあっさりとした脂のため、マグロの大トロのように口に含んだ瞬間にとろけます。

上田畜産の但馬牛は
様々な大会で受賞してます!


●第7/9/10/11回全国和牛能力共進会
 優秀賞・特別賞・畜産功労者表彰など多数
 繁殖育成・肥育のW出場も果たす
●第178回神戸肉技肉共励会
 名誉賞(農林水産省生産局長表彰)
●兵庫県畜産共進会
 過去8回の名誉賞(農林水産大臣表彰)
●香美町子牛品評会
 雌去勢牛3回連続のWチャンピオン

「JGAP認証」に認定!


JGAPとはGAP(農場生産工程管理)を日本の農業方式に合うように制定された基準で、生産工程を管理・記録し、改善を続けていくことで生産性や品質を高めていくことを目指す取り組みです。認証を受けたことで、更に品質の高い但馬玄の生産をはかります。

「日本農業遺産」に認定!
「世界農業遺産」にも?


日本における重要性、ならびに歴史的かつ現代的に重要性を有するものを、農林水産省が『日本農業遺産』として認定している。上田畜産のある美方地域の但馬牛システムは希少な遺伝子を持続的に後世へ継承する歴史的な農業体型であるということで、「日本農業遺産」に認定されました!
さらに「世界農業遺産」にも現在申請中です。

“但馬玄”を育てる唯一の牧場
「上田畜産」

Only ranch to raise "Tajimaguro"